2024年4月1日より5種混合ワクチンが定期接種となりました。
従来の4種混合ワクチン（ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオの感染を予防するワクチン）と Hibワクチンが合わさったものです。
接種対象年齢や接種間隔などについては4種混合ワクチンと同様です。
ただし、一旦4種混合ワクチンとHibワクチンで接種を開始された方については、原則として同一のワクチンで接種を行うこととされていますので、ご了承をお願いいたします。

2024年4月1日より定期接種で使用される肺炎球菌ワクチンの種類が、沈降13価（13種類の肺炎球菌の血清型が含まれる）から沈降15価（15種類の肺炎球菌の血清型が含まれる）に変更となりました。これによって、より多くの肺炎球菌の種類に対して予防ができるようになりました。
このワクチンについては一旦13価で接種を開始された方についても15価に切り替えて接種をすることが可能ですので、ご確認をお願いいたします。

また、2024年10月1日より新たに沈降20価（20種類の肺炎球菌の血清型が含まれる）の肺炎球菌ワクチンも定期接種で使用されることになりました。これに伴い、13価のワクチンは定期接種から外れます。
なお、13価から20価への切り替えは可能なのですが、15価から20価への切り替えについては、原則15価で続けることとなっていますので、ご注意をお願いいたします。

2023年4月1日より子宮頸がんワクチンを再開しています。
当院ではシルガード9（ヒトパピローマウイルスの9つの型の感染を防ぐワクチン）を使用しています。接種ご希望の方は、当院までご連絡ください。

従来より生ワクチン、不活化ワクチンの種類に応じて、次のワクチンを接種するまでに一定の間隔を開ける必要がありましたが、2020年10月1日より、その制限が一部緩和されています。
具体的には、注射の生ワクチン間のみ27日以上あけることとなり、その他のワクチンについては制限がなくなっています。ご注意をお願いいたします。